塗装作業とシーリング作業は違うの?

外壁を修復、塗装する際、シーリング作業も発生します。
シーリング作業とは外壁材の隙間を埋める作業のことです。
外壁材は下地材に装着する形になりますが、外壁材と外壁材の横の部分はどうしても隙間が開きます。
だいたい空間で言うと1cm程度の隙間が出来ます。

その部分はコーキング剤を注入して隙間を埋めていきます。
コーキング剤はシリコン系とポリウレタン系が存在します。
いずれもクリームのような質感になっていて、それを外壁材の隙間に注入していきます。

注入直後はまだ柔らかい状態なので、決して手では触らず放置します。
注入後は養生を行い、汚れやゴミなどが付着しないようにしておきます。

そして時間が経つと徐々に固まっていきます。
しっかり固まると密着性があり、安定しますので、外壁材同士が剥がれることもありません。
コーキング剤は外壁用の接着剤と考えればよいしょう。

外壁の施工会社や塗装会社ではマストとなる作業です。

なお、外壁の塗り替えを行う場合、一度このシーリング剤を剥がして新たなシーリング剤を注入するのが一般的です。

10年以上経つと硬化し、シーリング剤が剥がれやすくなってくるので、新たなシーリング剤を注入して外壁を強化しましょう。

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