後悔しない「塗料の選び方」

我が家を「どんな色で塗るか」は、最も関心の大きなところではありますが
「どの塗料で塗るか」も同じように重要なポイントであります。

それでは、どんな塗料を選べばいいのでしょうか。
塗料には、成分によって次のような4種類に分けることができます。

1、アクリル樹脂
2、ウレタン樹脂
3、シリコン樹脂
4、フッ素樹脂

しかし、その4種類のなかでも、まだ分類されます。
まず塗料を希釈するときに溶剤を使用する「溶剤タイプ」と
水を使って薄める「水性タイプ」があります。

また、仕上がりが硬くなる「硬質タイプ」と、弾性のある「弾性タイプ」という分類や
さらには、「薄塗りタイプ」と「厚塗りタイプ」もありますし
それ以外にも、「低汚染性」「防カビ性」「防藻性」「透湿性」「断熱性」など
性能まで考えて分類し始めると、はっきり言ってキリがありません。

このように、塗料は多種多様で、無限の種類があります。
そのなかから、住まいに使う塗料を1つに絞り込むのは、至難の業ともいえるでしょう。

ひとつひとつの性質・機能を調べていくのもいいですが
ここでは、後悔しないための塗料の選び方で、基準となる4つのポイントをご紹介します。

1、耐久性
2、価格
3、環境適応性
4、防汚性

この4つを総合的に考えて選ぶことが大切です。
そのなかにある「環境適応性」とは、環境や健康に配慮しているかの基準で
近年では、こうした対策として、溶剤タイプよりも水性タイプの採用が多くなっています。
水性タイプはシンナーを使わないので、ニオイもあまり気になりません。

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